
こんにちは!響さんの後を継ぐGK#12の上島です。今回は、私のホッケーを始めるまでとこれからの抱負を書かせていただきます。
私は小学1年生から大学まで剣道一筋でした。中学では強豪校に入学するため、学区外の学校へ、そして高校では寮に入り取り組んでいました。大学では剣道だけを貫くのではなく、少し学生らしい生活に憧れ、剣道を少し離れることを決めました。そこで何かしらのコミュニティに参加したいと思い、アイスホッケー部の練習に見学しました。そこで、氷上を自由に走り、氷が宙に舞う姿に惹かれました。特に、GKのプレー、そして防具の大きさがかっこいいと思い、また少し、移動範囲がそこまでないので楽なのかな?なんてことも思いました。そして入部することになり、GKを始めました。

まず、防具の値段があまりにも高く、びっくりしましたが、プレイヤーの先輩方の補助、そして家族の理解があった事で揃えることができました。この防具には先輩方や家族の思いもあるため、何が何でも上手くなって、安心感のあるゴーリーになると決めています。
初めて、防具を着た時は一度でも座ったら立ち上がることが難しいと思うほど防具が重く、足への疲労が半端ないことが印象的でした。また、スケート靴はプレイヤーよりも刃が長いことやレッグパットの大きさからスケーティングが難しかったです。
とはいえ上達するには練習あるのみ。最初の方はひたすらスケートリンクに通い、6時間一般滑走をしたり、リンクで知り合った方に教えていただいたりと、氷上になれることだけを考え練習しました。最初はスケート靴と足が別々の物でいうことを聞かない感覚でしたが、ある日、靴と足が一体化したような感覚を掴めました!その日からできることが増えたと感じています。キーパーの特殊なTプッシュなどの特殊なスケーティングはとても難しく、やっと最近安定してきました。一つできるようになるとまた一つと壁ができ、それを克服することが楽しく感じています。
最近も頻繁にスケートリンクへ行き日々練習しています。
GKというポジションということもあり、ありがたいことに、初めの方から氷上に乗ることができ、そして練習試合などで試合感覚などの経験を積むことができました。
初めての練習試合での失点はとても悔しく、キーパーの重要さを実感しました。最近では毎週の練習でゴールに入れられる事も悔しく感じています。
ゴーリーのスケーティングを正しく理解している人が少ないため、動画を見て学んだり、またOBの方に教えていただいたりしています。とても多くの学びを得ることができているため、感謝しています。

私が入部してから既に1年が過ぎようとしています。1年でここまでになれたと思う半分、このままではダメだという思いもあり、もっと頑張ろうと思っています。チームのGKを務めるまで残り1年、そして経験者の多い先輩達とホッケーができる最後の年です。 スケートやアイスホッケーだけを学ぶのではなく、先輩としての姿や考え、振る舞いを学んでいけたらなと思っています。仲間と氷上では真剣にそれ以外は楽しくと、チームのピンチを救えるようなGKになれるよう、最後までやり遂げたいと思ってます!
「自分が失点しなければ、まず負けることはない」という強い思いで、1年同期メンバーの誰一人欠けることなく最高のチームになっていけたらなと思います。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
新2年上島蒼平